コロンビア戦

キリンカップ、コロンビア戦。
点は入らなかったのだが、内容はとても見応えあり、でもやっぱ得点シーンが見たい。
南米のコロンビアクラスのチームだと中盤の支配の仕方とか、プレスのかけかたとか、やはり迫力がありますな。
日本もダイレクトでつなぐ、いままでにあまりなかった、大変綺麗なオフェンスを何度か展開しており、あれでフィニッシュが決まっていれば文句はないのだが、やはり最後が問題。まあ、実際中でやってるのと、見て文句言ってるのではちがうだろうが。ふりきらなくていいんだよ、ゴールへのパスでいいんだよ。
この試合の記事をちょこちょこ見ていて、スポーツ報知の記事が、なんだかなんだか微妙。

老将は、17年前の伝説的な采配を再び繰り返した。この日、オシム監督は、俊輔、高原、稲本、中田の欧州4人組を先発起用。だが、前半だけで、あっさりと稲本、中田をベンチに下げた。
「これは『神風システム』です。部分的には有効ですが、リスクが大きい。皆さん、うまい選手が好きでしょうが、うまい選手も走らなければならない。選手が走らない分の借金は監督が払わなければならないのです」
90年イタリアW杯。旧ユーゴスラビア代表を率いた指揮官は、1次リーグ初戦で、ファン、メディアが求める人気選手を多数起用。あえて負けて、その後、自らが指揮を執りやすくしたという逸話を残している。17年前の再現 この日のオシム監督の言動は、17年前と重なる。しかし、21世紀に再び、繰り返した手法には疑問も残った。稲本、中田は欧州シーズン終了直後で、5日前に代表チームに合流したばかりでコンディション不良。それは監督として十分に予測できたはずだった。さらに、稲本に関しては不慣れなトップ下で起用。2人が実力を発揮できなかった責任の一端は、指揮官にもあることは間違いない。
全文 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070606-00000010-sph-socc

前半、合流したばかりの稲本、中田を使った意図はオシム本人ではないので実際のところはわからないけど、「いままで実戦見てないし、選手6人交代できるし修正のきく前半にでも試してみっか」という感じではなかろうか。17年前の伝説的な采配を再び繰り返したとか、おおげさな。 さらに、「2人が実力を発揮できなかった責任の一端は、指揮官にもあることは間違いない。」って、ものすごく大前提なことをおおげさに言っているように思ってしまうのだけれど。選手が実力を発揮できないのは、それが実際のところ100%選手の原因であっても、責任の一端どころか、多くの部分は監督の責任だろうよ。それをあらためて「間違いない」とか言われても。なんだかなんだかなあ。
あと、あいかわらず、松木松木だった。ひさびさで興奮したのか、いつもこんなもんだったか、「うはぁっつぁ!」とか「ふぉっし!」とか言ってて面白かった。セルジオ越後に確認とりまくってるのも面白かった、ねぇセルジオさんっつって。 松木の解説(解説?)は賛否両論だろうが、私的にテレ朝はこのまま、松木セルジオコンビでお願いします。