リアル6

約、年1冊のリアル。4巻あたりから毎度がっつりと涙を搾り取っていかれますよ、この漫画は。リアルだけど、リアルじゃないみたいな。もし本当に自分にも自分ではどうにもなんない障害とかあったらとか考え出すときりがないけれど。
6巻は高橋親子の話がメイン。井上作品の醍醐味というか僕が好きなところは、どこかにささいなことでもユーモアというか、「クスリッ」とさせられるところ。リアルは特に重いテーマだろうし、クサイ話になりがちというか、実際そうなんだろうけど、ちっちゃなユーモアみたいなものがあるのでベタ〜っとならいのだろうなと思うのです。次は来年の秋か……。
今、高校生とか、20代前半とかの人がリアルタイムでこの漫画を読めるのが、少しうらやましい。

リアル (6) 作者:井上雄彦/ 出版社: 集英社/ メディア: コミック